介護職員初任者研修を最短で取得するには?スクール選びのポイントをご紹介
はじめに
介護の専門知識や技術の初歩を学べる介護職員初任者研修という資格は、介護の現場で頑張りたいと思っている方には必須の資格です。
介護職員初任者研修はこれから介護職員として働く方だけでなく、家族の介護に直面するかもしれない方にとっても役に立つ資格とされています。
そのため介護に興味がある方は、ぜひ今回取り上がる介護職員初任者研修の最短での取得方法と、スクール選びでの注意点をよく確認しておきましょう。
介護職員初任者研修を取得するには最短でどれくらいかかるのか?
介護職員初任者研修の取得を目指す講座の受講期間は、資格の学習教室で行われている様々な講座によって異なります。
介護職員初任者研修は介護の入門レベルと位置付けられていて、資格講座にも特別必要となる受講資格が無いといっても、介護職員初任者研を最短で取得するには通信講座と通学講座を上手く組み合わせるスクーリングが必要です。
資格取得にかかる期間
介護職員初任者研修の取得にかかる期間は最短で1ヶ月とされています。
しかし知識や技術を深めるためにじっくり学習したいという方や、働きながら資格を取得するために1回の講座にかかる時間を短くして欲しいという方もいるでしょう。
そのような方々向けに1ヶ月以上の学習期間を設けている講座も沢山あります。
最短での資格取得を目指す講座にも、様々な種類の講座があるので、自分に合った講座を選ぶようにしましょう。
最短での資格取得に欠かせないスクリーング
介護職員初任者研修の取得条件には130時間のカリキュラム受講が含まれています。
通信教育を受けていたり、通信講座に通っていたりしてもその条件は同じなので、最短での資格取得にはスクーリングが必要です。
そのため最短での介護職員初任者研修取得を目指す多くの方が、通信講座の講座修了後に学習内容をレポートで整理しながら、通学講座を受講するという流れで、試験に挑むことになるでしょう。
スクール選びのポイントとは?
介護職員初任者研修を目指す通学講座やスクールには様々なタイプの講座がありますが、受講期間の短さだけで受講する講座やスクールを決めないようにしましょう。
資格取得への道のりは長いですから、途中で諦めてしまわないためにも、自分が続けられそうなスクールや講座を注意深く選ぶ必要があるのです。
以下ではスクール選びや講座選びにおいて注意すべき点について見ていきましょう。
振替授業の存在
講座やスクールによっては振替授業自体が無かったり、振替授業の受講には別料金がかかったりする場合もあります。
そのため受講する前に必ず振替授業があるかどうか、振替授業の料金について詳しく確認しておきましょう。
スケジュールに余裕があるか
講座やスクールを受講するのは自分ですから、自分が無理なく通えるスケジュールになっているかということも、しっかり確認しておきましょう。
特に働きながら講座を受ける方は、円滑に資格を取得するために、講座のスケジュール確認を念入りに行う必要があります。
就職サポートがあるか
介護職員初任者研修を取得した後に、その資格を生かした仕事に就きたい方は、スクールが教育事業だけでなく、就職へのサポートも行っているかどうかも事前に確認する必要があります。
また資格取得を機会に転職を考えている方には、仕事を紹介してくれるサービスを行っているスクールがおすすめです。
実務者研修とどちらを取った方がいい?
介護職員初任者研修とよく似た資格に、実務者研修という資格があります。
どちらを取得しようか迷っている方も多いでしょう。
そこで以下では実務者研修と介護職員初任者研修の取得には、それぞれどのような人が適しているのかについて、取り上げていきたいと思います。
迷っている方はぜひ参考にしてみて下さい。
介護職未経験者
介護職員として働いたことが無い方には、基礎的な知識や介護の現場の実際の雰囲気を学ぶことができる介護職員初任者研修がおすすめです。
実務者研修はどちらかというと実践的な実技を学ぶための資格なので、介護の現場で即戦力として働きたい場合は、実務者研修を先に取得しても良いでしょう。
介護職経験者
介護の現場で働いたことのある方は、既に基礎的な知識や技術は身に付いていると思うので、実践的な技術が学べる実務者研修を取得してみて良いでしょう。
実務者研修は介護福祉士の受験資格となっているので、介護職経験者の方には実務者研修の取得をおすすめします。
おわりに
介護の基礎的知識や技術が学べる介護職員初任者研修は本人の意欲があれば、働きながらでも取得できる資格です。
これから介護の現場で活躍したいという方や、家族の介護を自宅で行う予定の方は、ぜひ介護職員初任者研修の取得を検討してみて下さい。
資格取得を機会に介護の現場で働いてみたいという方には、介護分野のお仕事を紹介しているキャリアカルテに相談してみることをおすすめします。
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