介護士になろう!!そのきっかけは?

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介護士になろう!!そのきっかけは?

はじめに

みなさんは小さいころなりたかった職業は何でしたか?
「お花屋さん」「ケーキ屋さん」「消防士」「宇宙飛行士」など、憧れやテレビや漫画などの影響を受けて夢を抱いた人も多いでしょう。
そんな憧れを持った中で現在「介護士」という仕事を選んだのはなぜなのでしょうか。
福祉施設や事業所で介護職として働いている人に介護職を選んだ理由を尋ねた調査があります。
その結果から介護職のどんなところに惹かれたのかが、よくわかります。
今日は介護士になろうと思ったきっかけ(志望動機)について詳しく紹介していきます。

働きがいや社会的意義を求める人が半数

公益財団法人 介護労働安定センターが平成27年8月に発表した「介護労働の現状について(介護労働者20,334人の意識調査結果より)」によると、約半数以上の介護労働者が現在の仕事を選んだ理由を「働きがいのある仕事だと思ったから」と回答しています。
(※出典:「介護労働の現状について(介護労働者20,334人の意識調査結果より)」(平成27年8月7日)公益財団法人 介護労働安定センター)

介護は「究極の接客業」と呼ばれるほど密にお客様(利用者様)と接する仕事です。
近い距離で接するからこそ、他の仕事よりも「ありがとう」の声が聞ける仕事でもあるのです。
日常生活のサポートが必要な利用者様に対して何かしてあげたい、人や社会の役に立ちたいというシンプルでありながら暖かい思いをもって働いている人が多いようです。

資格やスキルを生かしたい人は全体の1/3以上

介護職にやりがいを求める人が半数以上いる中で、自分の持っている資格やスキルを生かしたいと答えた人も全体の1/3を超えていました。

介護業界は介護福祉士や介護支援専門員(ケアマネージャー)など、経験を積めば受験資格を得られる資格が多く、資格を取得すれば「資格手当」という形で昇給もしやすくなります。
また資格を取得することによって業務の幅も広がり、今後のキャリアアップの展望も広がりますので、介護業界で資格や経験を武器に長く働いていきたいと考えている人も多いようです。

10%は他に仕事がないからと回答

働きがいや資格・技能の活用など前向きな意見が多い中で、約1割の人が「他によい仕事がないため」と回答しています。
年齢や病気、家族介護などさまざまな理由で中々転職活動が上手くいかず、結果として介護の仕事を選んだという人も一定数いるようです。

例えばシングルマザーは一人で生計を立てなければいけないので、ある程度のお金が必要です。
それに加えて子育ても一人でしなくてはいけないので、時間の融通も必要になります。
出産・子育てでブランクが空いてしまうと、給与の良い時間の融通も利く職場は簡単には見つからないでしょう。

介護職であれば夜勤手当がつきますし、シフト制である程度の融通も利かせられます。
子育てをしながらの仕事は楽ではありませんが、「この子が〇歳になるまでは」「大学を卒業するまでは」と目標を持って働くことができます。

最初は後ろ向きの理由ではじめた人もいるかもしれません。
しかしその人のモチベーション一つで目標を持って働くこともできるのです。

おわりに

介護の仕事を選ぶ理由は人によってさまざまだということがわかりました。
始めた理由はなんであれ、介護の仕事を選んだからには日々の業務にやりがいや楽しみを持てるようになればいいですね。

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