しっかり稼ぎたい!介護職の正社員として働くメリット・デメリット

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しっかり稼ぎたい!介護職の正社員として働くメリット・デメリット

はじめに

介護保険の利用者数は年々増加し、介護サービスを提供する介護職員の需要も高まっています。
介護職員は利用者様の日々の生活のお手伝いをする仕事で、やりがいも多く、学歴に関係なく実務経験を重ねていく と色々な資格の受験資格を取得することができます。
しかし簡単に介護職員として働けるのでしょうか?
就職した時のメリット・デメリットなんかも気になりますよね。
そこで今回は、介護職の正社員として働くメリット・デメリットについてお伝えします。

介護業界は正社員になれるチャンスが多い!

介護業界は学歴や経験を不問としている施設や事業所が多く、実は門戸が広い業界と言えます。
その理由を詳しく解説していきます。

人手不足
人手不足が介護職員の求人が多い理由の一つといえます。
年々増加していく利用者様に対して介護職員の数が追い付いていないからです。
介護を必要とする利用者様の人数は2025年がピークになります。
そのピーク時にはおよそ30万人の介護職員が不足すると言われています。
それほどに需要の高い介護職ですが、人手不足といえども訪問介護など資格が必要な職場もありますので、介護の知識を得る意味でも「介護職員初任者研修 」の資格を取得しておいた方が良いでしょう。

主婦の経験が活かせる
女性の場合が多いのですが、子育てや家事の経験が介護の仕事には立派な「経験」になります。
特に訪問介護の生活支援であれば、掃除や洗濯などの家事に関する業務もあるので今までの家事経験が活かせます。
食事介助はお子様に離乳食を食べさせた時の経験も活かせますので、子育てを終えて再就職を考えている主婦の方にも介護はおすすめの職場です。

介護職を正社員で働くメリット

介護職員の求人は多く、また女性も活躍しやすい業界ということが分かりました。
介護業界ではパートや派遣などさまざまな働き方がありますが、正社員で介護職員として働くメリットはどのようなものがあるでしょうか。

収入が安定する
正社員の場合、給与は月給制の場合が多く、毎月もらえる給料が安定します。
また、厚生年金や社会保険に加入することもできるので安心です。
年収が安定すれば、非常勤と比べて銀行やクレジットカード会社など審査も通りやすくなります。
「今月はこれくらい給与が入ってくる」と予測が立てられるので、収入計画も立てやすくなりますね。

社員研修や資格取得をサポートしてくれることも
施設によっては正社員になると、内部研修だけでなく外部研修に参加させてもらえることもあります。
色々な知識や経験を得る機会が増えるので自分自身のスキルアップにつながります。
また、介護福祉士やケアマネージャーなどの資格取得のための勉強会を開催したり、資格取得の際に受験費用を負担してくれる施設もあるので、今後のキャリアアップを考えている人には大きなメリットになるでしょう。

賞与の支給や福利厚生が充実
多くの施設で正社員に賞与の支給をしています。
夏と冬と合わせて基本給の5か月分のボーナスを支給する施設もあるそうです。
賞与の支給は年収アップに繋がりますので、正社員として働く最大のメリットと考える人も多いかもしれません。
転職先を探す際には、賞与の支給があるかどうかを確認するといいでしょう。

介護職を正社員で働くデメリット

正社員になるメリットがあることはお伝えしましたが、メリットがあればもちろんデメリットもあります。
介護業界ならではのデメリットをご紹介します。

不規則な生活になることも
入所施設で働く介護職員は24時間介護サービスを提供しなくてはいけません。
そのため夜勤シフトに対応する必要があります。
月平均で4回程度夜勤があり、夜勤に入れる職員が少ない職場によっては月に5回、6回と夜勤に入らなくてはいけません。
そうなればどうしても不規則な生活になってしまい、不眠などの体調不良になってしまうこともあります。

休みが不規則
デイサービスや訪問介護を除いた入所系の介護施設では24時間の不規則なシフトを組んでいます。
正社員は夜勤を含めたすべてのシフトに対応する必要があるので、休日も不規則になります。
「毎週土日休み」といったような決まった休みを取ることは難しいです。
現場の介護職員の人数やそれぞれの希望休を調整してシフトが決められるので、2日働いて休み、1日出勤したらまた休みと不規則に休日が組み込まれています。
お休みの希望は「月に〇回まで」とルールを敷いている施設が多いので、どうしても休みを固定したい人はパートや派遣などの就業形態の方が働きやすいかもしれません。

おわりに

介護職員の需要は高く、正社員として働くチャンスが大いにある業界です。
もちろん働いた上でのメリット・デメリットはあります。
給与や勤務形態、福利厚生や公休の取り方などは求人情報誌や求人サイトの情報をよく確認しましょう。
働き方については、介護業界に転職を考えている人や、ブランクがある人等もいます。
最初はパートから始めて、慣れてから社員になる方法もありますので、自分に合った働き方からスタートさせてみるのも一つでしょう。
また、キャリアカルテなら正社員・パート・派遣すべてのお仕事がご紹介できますので、相談してみてはいかがでしょうか。

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