あなたは適性あり?介護職に向いてる人・そうでない人

  1. トップページ > 
  2. 特集コンテンツ > 
  3. 介護業界 > 
  4. あなたは適性あり?介護職に向いてる人・そうでない人

あなたは適性あり?介護職に向いてる人・そうでない人

はじめに

超高齢化社会にともない、介護職の求人数は年々増加し、今では身近なお仕事になりました。そこで今回は、介護職に向いている人・向いていない人について、また性格別に向いている介護現場についてご紹介したいと思います。
介護の仕事に就きたい方、転職を考えている方、面接を控えている方はぜひこの記事を参考にしてみて下さい。

1. 介護職に向いている人とは

① 人と接することが好きな人
ここが一番大事な要素かもしれません。
介護の現場では多職種の職員、利用者様、利用者様のご家族など多くの人と接することになります。
特に利用者様とは近い距離で接する機会がとても多いので、人と接することが好きではない、独りで仕事をしたい、という人には難しい仕事かもしれません。

② 観察力と注意力のある人
介護施設を利用している高齢者の方は何かしらの病気や障がいを抱えています。
そのため介護職員は些細な表情や態度、体調の変化に気を配らなければなりません。
例えば何らかの疾患によって言葉を失った方の場合、ちょっとした言動の変化で体調の変化や異常を察知する観察力と注意力が必要です。

③ 向学心 がある人
介護の仕事には認知症についての正しい理解や、高齢者に多い怪我、病気、障害といった医療の知識が求められます。
また介護保険法、老人福祉法といった制度に関する知識も必要です。理論や制度は常に変わるので、日々勉強していく姿勢を持つ必要があります。

2. 介護職に向いていない人とは

① 自分のペースでしか物事を進められない人
利用者様の動きはとてもゆっくりとしています。
介護職員は利用者様のお手伝いをすることが仕事なので、利用者様のペースに合わせなければいけません。
相手のペースに合わせて動くことができないと、介護の仕事は難しいかもしれません。

② 時間内に仕事を終わらない人
介護は利用者 様からお金をいただいてケアを 提供するサービス業としての側面もあります。
特に訪問介護の場合、法律で提供時間が定められているため、時間内に仕事を終わらせることが非常に重要です。
またチームワークも求められるため、時間内に業務が終えられないと、利用者や同僚に迷惑がかかります。
介護の現場では仕事の優先順位を組み立て、時間内に定められた業務を終える能力が求められます。

3. 性格別!あなたが向いている施設はコレ!

・ 慎重派の人は特別養護老人ホーム
特別養護老人ホームにはさまざまな介護状態の利用者様がいますので、まずは介護の基礎を固めたい人におすすめです。
またチームで協力して業務に当たるので、一人にかかる仕事の負担も分散されます。
特に初心者として働く場合、複数の人で業務にあたる安心感があるかもしれません。

・ 自己完結型の人は訪問介護
訪問介護は利用者様のお宅に訪問し、利用者様と1対1での個別ケアを行います。
時間に制限はありますが、自分で仕事のペースを組み立てることができるので、仕事を自己完結したい性格の人にはおすすめです。
また自分の都合のよい日程で働けるので、働く時間に制限のある子育て中の女性やWワークをしたい方にはシフトに融通がきくのも魅力の一つです。

・好奇心旺盛な人は小規模多機能型居宅介護
小規模多機能型居宅介護は訪問介護・通所介護・ショートステイ・グループホームを一体的に提供する施設です。
在宅サービスから、入所サービスまで多岐に渡るサービスを一つの施設で経験することができるので、色々な種類のサービスで働いてみたい!という好奇心旺盛な方に小規模多機能型施設はおすすめです。

おわりに

介護職の適性についてご紹介してきましたが、何より大事なことは「人のお世話が好きな『奉仕の心』を持てる人」です。
仕事で上手くいかないことがあると、つい「自分なんて…」と思いがちですが、「自分だから」できることがあると自分に合った職場が見つけられるといいですよね。
自分に合った職場がわからない、という方は人材総合サービス「キャリアカルテ」を利用してみてはいかがでしょうか?
専門のコンサルタントが二人三脚であなたに合ったお仕事探しをお手伝いしてくれますよ!
転職相談はこちらから!