介護の夜勤専従バイトは大変? メリットとデメリット

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介護の夜勤専従バイトは大変? メリットとデメリット

はじめに

他の業種と比べて給料が少ないと言われることも多い介護業界で、効率的に給料アップをさせたいと願うのであれば、「夜勤専従バイト」が一つの手です。
日勤帯で働くよりも給料が良い夜勤帯の仕事を生活の中にうまく組み込むことで、確実な収入アップを狙えます。
しかし給与のいい反面、制約や条件が出てくることも認識しておかなければなりません。

今回は夜勤専従で働く上でのメリット・デメリット、探し方のポイントについてお伝えしていきます。

1. メリット

① 日中の時間を有効に使える
夜勤専従の最大のメリットとも言えるのが「日中の時間を有効に使える」ことでしょう。
夜勤が始まるのは早くて夕方からですので、日中は自分の時間として過ごすことができます。
営業時間が平日日中のみの銀行や役所に行くこともできますし、介護福祉士などの資格取得の勉強時間にあてることができます。
昼間は別の仕事をしているというパワフルな方もいるほど。夜勤専従の仕事は自分次第で有効に時間を使える働き方だと言えるでしょう。

② 給与がいい
夜勤専従の仕事を選ぶ方の多くが理由に挙げているのが「給与の良さ」です。
16時ごろから始まるいわゆる「ロング夜勤」であれば1夜勤20,000円~、22時ごろから始まるいわゆる「ショート夜勤」であれば1夜勤10,000円~が相場と日中だけの仕事よりも給与が高いことが夜勤の仕事の特徴です。
夜勤スタッフの需要が高い施設や夜勤専従の派遣スタッフであれば、1夜勤25,000円以上の求人もあったりと、フルタイムの正社員と変わらない給与がもらえるケースもあります。
不規則なシフトで働く正社員よりも時間の融通が利くので、効率的に働きたい方には向いている働き方かもしれません。

③ 勤務日数が少ない
勤務日数の少なさもメリットの一つと言えます。
夜勤のみのシフトで働く場合、日を跨いだ勤務となるため、勤務日数は週1~2回とフルタイムで働く場合に比べて勤務日数が少なくなります。
別の仕事と掛け持ちしたい場合や趣味がある場合は都合がつきやすいので、有効にスケジュールを組み立てたい方におすすめです。

2. デメリット

夜勤のみで働く上でデメリットも認識しておかなければなりません。

① 生活のリズムが変わる・崩れてしまう
夜勤のみで働く上でデメリットも認識しておかなければなりません。
人間は本来明るい内に行動し、夜は眠る生き物です。それを逆転させるので、どんな人でも少なからず体調に影響が出てきます。
眠りが浅くなったり、体力が落ちたりと日常生活に支障が出てきてしまうことも。
自分の体力や体調と相談しながら働いた方がよさそうですね。

② シフト変更や欠勤がしにくい
夜勤時は日中よりも人員体制が少なく、また夜勤に対応できるスタッフ自体も限られているので、急な欠勤やシフト変更が難しい場合があります。
体調不良は誰にでも起こることなので仕方ないことはでありますが、欠勤やシフト変更を避けるためにも夜勤のみで働く場合は日中の仕事以上に体調管理とスケジュール管理の徹底が必要になるでしょう。

③ ある程度の経験・スキルが必要
②でお話した通り、夜勤の時間帯は日中よりも人数体制が少なく、限られたスタッフで業務に対応しなければなりません。
入眠介助に始まりナースコール対応に排せつ介助、認知症や睡眠障害の方の徘徊対応も必要になってくるため、ある程度のケースに一人で対応できる経験やスキルが求められます。
募集する施設側も夜勤専門のバイトの場合は「経験必須」と明記していることも多いので、正社員や日中のパートである程度経験や技術を積んでから夜勤専門に転職することをおすすめします。

3. 探し方のポイント

① 「ロング」か「ショート」か確認を
夜勤のシフトには大きく分けて2つの時間帯があります。
一つは夕方16~17時ごろから始まり、朝の9時~10時ごろに終わる「ロング夜勤」。
もう一つは夜の20~22時ごろ始まり、朝の7~9時ごろ終わる「ショート夜勤」です。
ロング夜勤は拘束時間が長い分、夜勤入りの翌日とその翌日が休みになることが多いですが、ショート夜勤の場合は拘束時間が短い分、夜勤の明けの日のみ休みになることが多くなります。
自分の体調やスケジュールに合わせた時間帯を選択した方がいいでしょう。

② 休憩の取り方
夜勤時は限られた人数で対応をするため、まとまった休憩や仮眠時間を確保できない場合があります。施設によってはしっかり交代要員を設けてまとめて休憩が取れるところもあれば、まとまった時間は確保できないものの、適宜自分のタイミングで休憩を取れる施設もあります。
自分にはどちらが合っているのか見極めた上で、面接時などに確認しておくようにしましょう。

③ 人員体制
既にお伝えしている通り、夜勤時は日中よりも少ない人数配置で動かなければなりません。
特にユニットケアの施設では2ユニットを1人で看る、といったケースも少なくありません。
従来型の施設で複数人で夜勤に対応することに慣れている場合は、1人での夜勤に不安を覚えることもあるでしょう。
自分の経験やスキルに合った人員体制での職場を選ぶことも快適に仕事をする上で必要なステップだと言えます。

おわりに

夜勤専従の仕事は時間の融通や給与などメリットが大きい分、体調の面や経験の必要性など少なからずデメリットもあるので、その点をよく認識した上で臨んだ方がいいでしょう。
夜勤の仕事と言っても、施設によって人員体制や忙しさ、雰囲気も様々です。どんな職場を選んだらいいのか分からない、とお困りの方はお仕事紹介サービス「キャリアカルテ」を利用してみてはいかがでしょうか。
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