取っておいて損はなし!おすすめの介護系資格

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取っておいて損はなし!おすすめの介護系資格

はじめに

介護・医療系の資格には様々な種類があり、どれを取ればいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

初任者研修や実務者研修など比較的取得のしやすい資格から介護福祉士やケアマネージャーなど取得に時間がかかる資格など多岐に渡ります。
今回は取っておいて損はない、おすすめの介護系の資格をいくつかご紹介します。

1. 長く働ける!介護支援専門員(ケアマネージャー)

介護支援専門員(ケアマネージャー)は、ケアプラン(サービス計画書)の作成やサービス事業者との調整を行うために必要な民間の資格です。

今後長く介護の現場で働いていくつもりであれば、最終的にケアマネージャーの資格取得を目指すことをおすすめします。
介護の現場は肉体労働であり、身体への負担は非常に大きく、年齢を重ねるにつれて深刻に響いていくことになります。
ケアマネージャーの仕事は現場に出て身体介護を行うことは少なく(現場が多忙な時にお手伝いで入ることもあります)、基本的には事務仕事や利用者家族や役所との折衝業務が主となります。
腰や膝に負担のかかる現場の仕事は年齢、体力と共に続けることが厳しくなっていきますが、ケアマネージャーであれば身体的な負担が軽減されるので長く働き続けることができます。

受験資格に介護の現場経験が5年以上必要など簡単に取得できる資格ではありませんが、今後のキャリアアップをお考えの方には取得を強くおすすめします。

2. 認知症ケアを極めるなら!認知症ケア専門士

認知症ケア専門士とは日本認知症ケア学会が主催する民間の資格です。
介護福祉士やケアマネージャーよりはまだ認知度が低い資格ですが、「認知症ケアの専門技術士」として今後需要が高まってくる資格の一つです。

試験内容は名前の通り、認知症ケアに特化した筆記試験に加えて面接とグループディスカッションがあり、実際の現場でどのように知識を生かせるかが問われます。
また介護福祉士や初任者研修は一度取得してしまえば、更新の必要はありませんが、認知症ケア専門士は5年ごとに学会の参加や発表で30単位の取得を行い更新する必要があります。
自然と常に最新の知識・技術を学ぶことになるので、現場で長く働いていきたい方、認知症ケアに興味のある方は取得をおすすめします。
まだ取得者の少ない資格なので、面接の際に話のタネにもなりますね。

3. 高齢者を笑顔にする!レクリエーション介護士

レクリエーション介護士とは施設やデイサービスなどで楽しく安全にレクを行うために介護の知識やコミュニケーションのスキルを学ぶための民間の資格です。

近年介護施設で行われるレクリエーションが単に機能回復や介護予防といった目的だけでなく、
利用者に「喜びや生きがい」を与えることが重視されてきたことからこの資格が生まれました。
初任者研修の講座や資格試験で介護技術は学べても、レクリエーションを専門で学ぶ機会は中々ありませんでした。
その施設で行ってきたことを繰り返したり、本やネットに載っているものを手探りで行ってみたりと予備知識のないままレクリエーションを行っている介護士が多いそうです。
この資格を取得することによって、介護・高齢者に関する基礎知識に加えてコミュニケーションによって高齢者の心に寄り添えるスキルを学ぶことができ、より充実したレクを利用者に楽しんでもらうことができるのです。

受験資格は特になく、添削課題をクリアし、在宅での試験に合格すれば資格を取得できます。
比較的ハードルの低い資格ですので、ぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

おわりに

ご紹介した以外にも同行援護従業者養成研修、重度訪問介護従業者など様々な介護系の資格があります。どれも取得して損になるものではありませんので、ご自身のキャリアパスや得意分野などを踏まえた上で取得してみてはいかがでしょうか。
資格取得の支援をしている施設もありますので、今後のキャリアパスを考えて転職を考えるのもありかもしれません。
福祉系のお仕事紹介サービス「キャリアカルテ」ではそういった求職者の細かなニーズに沿ったお仕事をご紹介しています。転職をお考えの方はぜひ一度利用してみてはいかがでしょうか。