介護士を辞めたくなる理由
① 労働環境に問題がある・仕事の量が多い
(原因)
○人手不足で自分にしわ寄せがくる
○休憩や休日を満足に取れない労働環境を放置している
(解決策)
■まず一番は施設長や直属の上司に相談しましょう。
>有給や残業手当てに関しては法律できちんと認められています。
労働のしすぎによる自律神経失調症も充分ありえる話ですので、
しんどいと思ったらすぐに相談しましょう。
■業務フローを見直す
>現状いくつ業務があって誰が何をやっているのか紙に書き出してみましょう。
視覚化することで人が何人足りていなくて誰の負担が大きいのかを
一眼でわかるようになりますし、相談する際に情報を正確に共有することができます。
どのようなことでも悩みを細分化することが解決の近道になっていきます。
もしかしたら今の人数でできる方法も見えてくるかもしれません。
効率的に変えられるところは変え、働きやすくするにはどうしたらいいのか考えてみましょう。
■どうしても人手不足を感じるのであればスタッフ増員の話も思い切って提案してみましょう。
>人が増えれば、労働環境が改善されそうなのであれば増員などの話も積極的に提案してみましょう。
増えてもよくならないケースもあるので、適正を考慮するなどしておくといいでしょう。
もしも取り合ってもらえない場合や勇気がで出ずに伝えられない場合は当社のコンサルタントに相談してください。一緒に方法を考えましょう。
② 仕事内容がつらい
(原因)
○苦手な分野や仕事に対する不満。
○何度も注意を受けてむいていないかもと思う。
(解決策)
■時にはポジションを変えてもらいましょう。事前に得意不得意を伝えておくことも大切。
>例えばリーダーシップをとることが苦手だったり人前で話をするのがどうしてもダメだったり
する場合はレクリエーションなどをする際は裏方に徹したいなど、希望を伝えておきましょう。
どんな人にも得意不得意はありますので、同じ環境で働く人に共有することは
今後働く上でかなり重要になってきます。
■スキルアップしたい気持ちがあれば焦らずに経験を積みましょう。
働き辛さを感じさせる職場にも問題があります。
>仕事にやりがいを感じており、「できれば続けたい」「成長したい」という気持ちがあるのであれば、「向いていないから辞める」と判断するのは少し早いかもしれません。介助がうまくできない」「業務が多く時間がかかる」というような技術面の理由であれば、経験を積むことで解決することがあります。
■教育体制が整っていなければ自分にあった職場を探してみる。
>継続をするにしても、教育体制が整っていることが前提になってきます。いくら頑張って 経験を積もうと努力しても人手不足の施設だと新人のうちは萎縮して思うようにできないこともありますすので、自分の経験値にあった職場環境を探すのも1つの手段になります。どんなところがいいのかわからない方はキャリアカルテまでご相談ください。
③ 給料が低くてやっていられなくなる
(原因)
○仕事内容に対して給与が安いのがいやだ。
(解決策)
■資格を取って、手当てを受ける。資格手当てがなければ他の施設も視野に。
>給与に関しては地域・形態・職種によって変わってきます。働き方を変えることで今よりもよくなることがあります。資格手当がつく職場であれば手当対象となる資格を取得しましょう。資格手当がつかない職場の場合は手当がつくところに転職も検討しましょう。介護福祉士やケアマネージャーなどの資格は手当がついたり、給与水準が高くなる施設が多い傾向にあります。
■夜勤に入る。
>夜勤に抵抗がなければ夜勤に入りましょう。夜勤手当や深夜割増賃金が加算されます。
■介護では希望収入を望めないなら他業種も検討する。
>介護職を続けていても希望の収入を見込めないとい場合は他業種への転職を考えるのがいいかもしれません。
④ 人間関係が複雑で仕事へ行く腰が重くなる
(原因)
○職場に嫌味をいってくる人がいる。
(解決策)
■他者と自分を分けて考える。自分自身の考え方を変えてみる。
>前提として、職場には全く異なる経歴や価値観の人が働いています。相手にとっての普通が自分では普通じゃなかったり、自分が許せないことを相手は許せたりします。年代も離れていれば色々と気を使うことはあるかもしれませんが、理解してもらうためにまず相手を理解するようにしましょう。相手の話を傾聴する姿勢を意識してみてください。相手の行動パターンがわかると自然とこちら側の出方も意識できるようになります。
■本当に信頼できるひとに相談してみる。職場ないにいなければキャリアカルテのコンサルタントなどに相談。
>とはいえ自分は相手のことを理解しているのに、相手は歩み寄ろうとしてくれない。こういった場合もあるかと思います。そんなときは第三者を巻き込むようにしましょう。客観視してもらう相手がいるだけで自分の気持ちが安定することもありますし、少しばかりサポートしてもらうこともできます。職場には相談しやすい人がいない場合にはキャリアカルテの介護に纏わるコンサルタントをご利用ください。
■状況が好転しなければ働く場所を変えることも視野に入れる。
>今の状況を続けることがしんどくなり、精神的に追い込まれるようになってしまった場合には転職も視野にいれましょう。すぐに辞めてしまうのはリスクがあるので、勤務形態を夜勤のみにするなどして働く時間を極力短くしましょう。
⑤ 体力・精神的にきつい
(原因)
○体力的・精神的にきつい。
(解決策)
■一旦仕事から離れる・回復まで休職
>不調が続いてしまう場合は回復するまでしっかりと休息しましょう。調子が悪い時にする判断はあまりいい結果を生まないことが多いので、まずはしっかり休んでから何が原因なのかをここでも細分化して考えてみましょう。体力的にきついのであれば、働くペースを見直しましょう。精神的にきついのであれば、一人の時間を確保して自分と向き合ってみましょう。ペースを緩めたり、何かに没頭する時間を設けるだけでも違った視点が出てくると思います。
■勤務形態を変えて時短に。辞めなくても済む方法を上司と相談
>上記でも少し触れましたが、勤務形態が必ずしも今現在の自分の健康状態にあったものかどうかその時々によって違います。なので自分がしんどく感じるポイントを具体的にしてみましょう。休める時間を増やしたり、心の余裕を増やすために工夫をするなど、ピンポイントのアプローチを見つけ出しましょう。
■ずっと辞めたいと思っているなら転職を検討しても
やれることはやったけど、それでももうこの施設自体が嫌になってしまった。そんな場合は転職を考えましょう。
今変えられない悩みがあるということは今後もその悩みは悩みであり続けるので、分散させられない悩みは環境を変えてみることも大切です。キャリアカルテでは介護の求人を多数扱っております。ぜひお気軽にご相談ください。