介護職員初任者研修は履歴書にどう書く?正式な資格名と履歴書の書き方について

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介護職員初任者研修は履歴書にどう書く?正式な資格名と履歴書の書き方について

はじめに

介護職員初任者研修は、介護の基礎知識や技術の習得を証明する資格です。
そのため、福祉施設への就職時に提出する履歴書には、しっかり介護職員初任者研修の取得事実を記入しましょう。

しかし、介護職員初任者研修は正しく履歴書に記入しないと、相手に伝わらない可能性があります。
そこで今回は、介護職員初任者研修の取得事実を、正確に伝える履歴書の書き方を紹介しましょう。
福祉業界での就職を検討中の方は、ぜひ今回紹介する書き方を履歴書の作成に活かしてください。


介護職員初任者研修は履歴書に書ける資格?

介護職員初任者研修は初心者向けの資格とされています。
そのため、介護業界での就職を希望している方の中には、介護職員初任者研修は履歴書に記載して良い資格なのかどうか、気になる方も多いでしょう。

そこで以下では、介護職員初任者研修が履歴書に記載できる資格なのかどうか、正しい記載方法とともに確認していきます。

介護職員初任者研修は履歴書に書ける資格

介護職員初任者研修は社会福祉士のような国家資格ではなく、初心者向けの福祉系資格です。
介護職員初任者研修は履歴書に書くことができます。
介護職員初任者研修を取得するには、介護の基礎知識や技術に関する講座をしっかりスクールで受講して、修了試験を受ける必要があるためです。
福祉業界での就職活動で有利になる介護職員初任者研修は、正式名称でしっかり履歴書に記入しましょう。

正式名称でなくても、先方の人事担当者に意味が通じることもありますが、履歴書に誤字脱字があると印象が悪くなってしまいます。
誤字脱字を防ぐためにも介護職員初任者研修は、正式名称で履歴書に記入することを心がけましょう。

ホームヘルパー2級も履歴書に書ける資格

ホームヘルパー2級も介護職員初任者研修と同じように、介護業界の就職活動で役立つ資格とされています。
ホームヘルパー2級の正式名称は、「訪問介護員2級養成研修課程修了」です。
そのため、履歴書には正式名称の「訪問介護員2級養成研修課程修了」と記入するようにしましょう。
「ホームヘルパー2級」と記入しても意味は通じますが、履歴書では基本的にどんな資格も正式名称で記入します。
そのため、ホームヘルパー2級も正式名称で記入するようにしましょう。

介護職員初任者研修とホームヘルパー2級は別もの?

介護職員初任者研修とホームヘルパー2級は、よく似ている資格なので混同してしまっている方も多いでしょう。
しかし、介護職員初任者研修とホームヘルパー2級には、明確な違いがあるのです。
以下ではそんな介護職員初任者研修とホームヘルパー2級の違いについて、詳しく見ていきましょう。

ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修の違い

ホームヘルパー2級は、かつて訪問介護員養成を目指す資格とされていました。
しかし、2012年に廃止されており現在取得することはできません。
また、介護職員初任者研修取得者の業務内容は、ホームヘルパー2級取得者の業務内容である訪問介護に、施設介護業務を加えた内容となっています。
そのため、現在介護職員初任者研修のカリキュラムに、ホームヘルパー2級取得過程で学ぶ知識や技術が含まれているのです。

ホームヘルパー2級から介護職員初任者研修に変わった背景

ホームヘルパー2級は、なぜ介護職員初任者研修という資格に変わったのでしょうか。
その理由は介護職員が訪問介護だけでなく、認知症や施設介護に関する知識も身に着けるためとされています。
また、介護職員初任者研修から実務者研修、その次は介護福祉士というキャリア構築の道筋をはっきり示すためともされているのです。
介護職員が長く介護業界で活躍できるようにするには、キャリアアップしやすい環境にする必要があります。
そのため、ホームヘルパー2級は、よりキャリアパスを意識しやすい介護職員初任者研修という資格に変わったのです。

おわりに

介護職員初任者研修とホームヘルパー2級は、両方とも介護業界での就職で有利な資格です。
これらの資格があれば、履歴書の志望動機欄だけでなく資格欄でも、自分をアピールすることができます。
そのため、転職や新卒での就職の際は履歴書にしっかり記入しましょう。
また、介護業界への転職を検討中の方は、ぜひ介護系の求人を扱っているキャリアカルテを利用してみて下さい。

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