看護師の就職活動について
① 新卒の場合 学校求人、看護就職フォーラムが中心
新卒の看護師は、多くは卒業年度になってから、就職活動を始めます。
学校にもたくさんの求人が来ますし、中には、病院の人事担当者が挨拶に訪れるのも珍しくありません。
どこの病院も喉から手が出るほど、看護師が欲しいので、奨学金制度を設けて、在学中から内定を確約しておいたりといったことも最近ではよくあります。
あとは、近頃、看護学生の間で人気があるのは、看護師向けの就職フォーラム。
多数の病院が集まり、PR活動をしているので、その場で比較検討がしやすいですし、参加すると、クオカードがもらえたり、病院単位でも話を聞くだけで、プレゼントをもらえたりとイベント気分で参加できるので、友人同士で気軽に行っているような人も多いです。
② 既卒・中途での転職の場合 紹介会社や派遣会社、ネット求人を活用したり、友人紹介が多い傾向
既卒や中途での転職となると、個人で就職活動を行わなければいけない分、自由度が広がります。
少し前から、活気が非常にあるのが、紹介会社、派遣会社を通じた就職。
多数の求人を、自分の希望からプロフェッショナルのコンサルタントにアドバイスをしてもらいながら選べるので、安心感があります。
また、就職が決まると、お祝い金制度もあったりして、かなりメリットも多いです。
しかしながら、病院の人事関係者からすると、多額の紹介料を払わなければいけなくて、敬遠しているところも出てきているようです。
そのため、少しでも安い紹介料で看護師を採用するために、友人紹介制度を設けている病院も当たり前のように出てきています。
そんな背景から、友人紹介で転職したという人も増えてきています。
何より、職場の内部事情を事前に聞いて就職できるということで、信頼のできる情報が得られやすいのが大きいでしょう。
その他にも、インターネット上で病院のHPを見たり、新聞や地元の情報誌を見て応募する人も根強くあるようです。