これでばっちり!デイサービスの面接必勝法!

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これでばっちり!デイサービスの面接必勝法!

はじめに

2000年に始まった公的介護保険制度。
今では、介護が必要な人にとってなくてはならないサービスをなっています。
その中でも、日帰りでレクや行事を楽しみながら入浴することもできるデイサービスは、介護の仕事に携わりたい人にとっても魅力的な仕事に思えるのではないでしょうか。
そこで、デイサービスに勤めるための面接必勝法をご紹介します。ぜひ、ご一読ください。

デイサービスでも面接対策の基本は同じ

デイサービスであっても介護保険施設であっても、或いは企業であっても面接の基本は同じです。一番大切なのは、面接官に「ぜひ、うちで雇ってみたい!」と好印象を与えること。そのためのポイントをいくつかご紹介しましょう。

身だしなみをキチンと整えよう
誰もが一番初めに目にするのが、面接者の身だしなみや服装です。
服装については、特に指定がなければスーツが無難でしょう。身だしなみとは髪の色や髪形、時計、靴下、靴など外見で見えるすべてです。
さらに、歩くときや座る時などの立ち振る舞いにも、失礼がないようにします。

受け答え、話し方が失礼のないように!
当たり前ですが、見た目がいくら良くても実際に話をした時に「あれ?」という印象を与えてはいけません。
聞かれたことにはハッキリと、かつ短くまとめ要点がわかりやすいように答えます。
また、話す時には相手の目を見ますが、凝視しすぎてもいけません。
笑顔になる時に目をつむったり、考える時に目線を落とすなど、適度にそらすようにしましょう。

履歴書は、見やすくキレイに記入しよう
履歴書は、細心の注意を払って記入しましょう。
字が大きすぎても小さすぎても読みにくいものですし、斜めになりすぎるのも控えます。
適度な余白を保ちながら、整然と書くようにしましょう。

施設の情報収集は事前にしっかり行おう
デイサービスにも、施設によっていろいろな特徴があります。
レクリエーションに力を入れていたり、リハビリに特化していたりなど、その施設が売りとしている特徴を押さえておきましょう。
定員が18人以下の地域密着型のデイサービスであれば、行事などフットワークが軽いとか、地域住民との関わりが強いかもしれません。
逆に通常規模~大規模のデイサービスなら、多種のレクリエーションが用意されていたり、理学療法士や作業療法士、言語など専門職が配置されてたりする可能性もあります。
施設の特徴は、なぜその施設を志望しているかという動機に直接かかわってきますので、しっかり情報収集を行っておきましょう。
事前に、現地の近くまでいって確認しておくこともおすすめします。

デイサービスの面接だからPRしたいこと

デイサービスは、介護保険サービスの中でも独特の特徴があります。
日帰りサービスなので一日の流れが忙しいこと、そしてレクリエーションや体操を行うので元気が良いことなどです。
デイサービスで働くために面接を受けるなら、そういった特徴を押さえた自己PRを行うことが欠かせません。

明るくハキハキとした印象を与えよう
前述したとおり、レクリエーションや集団体操などで利用者様の前に立つことが求められるのが、デイサービスの介護職員です。
人前に立った時でも明るく、そしてハキハキとした対応ができる能力があるという印象を与えるように、受け答えや立ち振る舞いに注意しましょう。

ケース・バイ・ケースに対応できる印象を与えよう
とはいっても、いつでも大きな声を出すから明るい印象を与えられる、というものではありません。利
用者様の中には、大きな声を出されるのが苦手な人もいます。また体調の悪い方がいる時などは、いつもと違う声量や口調にしなければならないことも。
つまり「その場に応じた対応がとれる能力」が求められるのです。

レクリエーションに活用できる特技や一発芸などは積極的にPR
施設によって行うレクリエーションの内容は違うものです。
しかし、利用者様が喜ばれるものや一生懸命になってくれるものは、だいたい同じ傾向がみられます。
歌(音楽やカラオケ)、手作業(手芸やちぎり絵、生け花、フラワーアレンジメント)、書写(書道、俳句、短歌、川柳)などです。
このような特技や趣味があるなら、積極的にアピールしましょう。
レクリエーションインストラクターの資格を所有していたり、過去の経験があるのなら、それもアピールできます。

デイサービスの面接で聞かれやすい質問

デイサービスは日帰りサービスのため、一日のなかで、一人の介護職員がいろいろな立場となり業務に就くことがあります。
例えば送迎、入浴介助、体操指導、レクリエーション指導などです。
ですから、デイサービス特有の面接時の質問、というものが存在します。
ここでは、聞かれやすい質問と模範的な解答例をご紹介します。

Q. 送迎はできますか?
デイサービスには送迎車の運転がつきものです。
もちろん、送迎を行う専門のスタッフが充足している場合には、介護職員が送迎に行かない場合もあります。
ただし例外もあって、身体介護が必要な利用者様と1対1の送迎を行うとします。
迎えに行き、車いすへの移乗など何かしらの介護を行えば、送迎時間もサービス提供時間とみなすことができるのです。
そのため、介護職員であっても送迎の可否を質問される場合があります。
送迎ができるのならOKですが、できない場合には正直に、理由もそえて応えるようにします。
曖昧な答え方をすると、後々もめる理由になりかねませんので、気を付けましょう。またできなくても「添乗ならできる」とか「慣れてきたら徐々に行わせていただきたい」という前向きな気持ちを伝えるとよいでしょう。

Q. どうしてデイサービスで働きたいのですか?
この質問は、デイサービスだから聞かれやすいというわけではありません。
おそらくどの施設でも聞かれることでしょうが、答える内容は、自己PRで伝えたいこととリンクします。
施設によっては「どうしてデイサービスで?」ではなく「なぜ、ウチで?」と聞かれるかもしれません。
この場合には、その施設の特徴も織り交ぜながら説明するとよいでしょう。
ポイントは「熱意」です。“夜勤がないから”とか“日曜日が休みになるから”という面だけだと、好印象を与えることはできません。
レクリエーションで前面に立つことが好きなら「利用者様を笑顔にし、身体も動かして心身ともにリフレッシュさせて家に帰らせてあげたい」という回答は模範的です。

Q. 夏場の入浴介助は大変ですが、大丈夫ですか?
デイサービスを利用する場合、ほとんどの方が入浴を行うことでしょう。
しかも、多くの施設が午前中だけで入浴を終わらせます。
特に夏場の入浴介助は、体力勝負です。
通常規模や大規模のデイサービスであれば、一ヶ月のうちどのぐらい入浴介助担当があるか…ということが、介護職員の肉体・精神疲労に大きくかかわります。
経験があり、体力に自信があるなら、今までの施設で行っていたことを挙げ「大丈夫です!」と答えましょう。
もちろん「具体的にどのような割合で入浴介助に入るのか?」とか「利用者様の平均介護度や、一日に入浴介助をする方の数は?」など質問してみてもいいでしょう。。「本当にウチに入ったらしっかりやりたいんだな」という印象を与えられます。

おわりに

面接対策の基本はどの介護サービスでも同じですが、デイサービスの特徴を押さえた自己PRや質問への回答を行うと、面接官に好印象を与えることができます。
ポイントをしっかり押さえて、面接に臨みましょう。そしてデイサービスへの転職をお考えの方は、このようなノウハウが詰まっているキャリアカルテを利用してみてはいかがでしょうか。

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