介護福祉士の合格証が届いた!届いたらすること・流れ

  1. トップページ > 
  2. 特集コンテンツ > 
  3. お役立ち情報 > 
  4. 介護福祉士の合格証が届いた!届いたらすること・流れ

介護福祉士の合格証が届いた!届いたらすること・流れ

はじめに

介護の現場のリーダーとして活躍できる介護福祉士。
そんな介護福祉士の資格は、福祉系の資格の中で唯一の国家資格とされています。
実技試験と筆記試験から成る介護福祉士試験を受けて、見事合格すると自宅に合格証が郵送されるのです。
その合格証を実際に手にすると、安心して気が緩みがちですが、実は合格証が届いた後にもやらなければならないことがあります。
今回はそんな介護福祉士の合格証が届いた後に、やらなければならないことを詳しく取り上げたいと思います。

介護福祉士試験は合格したら終わり?

介護福祉士試験は合格したら終わりではありません。
実際に介護福祉士として活躍するために、合格証が届いた後には、必ずやらなければならない手続きが待っているのです。

合格証を手にした安心感で忘れてしまいがちなので、介護福祉士試験を受ける方は、以下の内容をしっかり覚えておきましょう。

介護福祉士になるには合格後に登録申請手続きを行う必要がある

介護福祉士試験に合格し、合格証が届いた時点では、まだ介護福祉士として実際に活躍することはできません。
合格証が届いた後には試験センターに書類を送って、介護福祉士の登録簿に登録してもらって初めて介護福祉士として仕事ができるようになるのです。
登録されると登録証が交付されるので、登録証はしっかり保管するようにしましょう。
また登録には費用がかかるので注意して下さい。

登録完了までには時間がかかる

受験者数が多い介護福祉士試験の、合格発後の3~5月の時期は、試験センターに登録申請が殺到します。
そのためその時期に登録申請を行うと、登録証が自宅に郵送されるまでに、最長で1ヶ月程度かかるとされているのです。

3~5月の時期以外では、1ヶ月以上かかることもあります。
資格手当を受け取るために、職場に登録証を期限内に提出する必要がある場合もあるでしょう。
そのような場合に備えて、合格証が届いたらできるだけ早めに登録申請を行うようにして下さい。

介護福祉士登録までの流れ

以下では介護福祉士試験の合格証が届いた後の、介護福祉士登録の流れを確認していきましょう。
介護福祉士登録の流れが分からないという人には、この機会にしっかり流れを把握しておくことをおすすめします。

① 試験結果の確認

まず試験の結果を確認しましょう。
合格している場合は合格証の他に、「登録申請書」と「払い込み証明書貼付け用紙」、「新規登録の手引き」という冊子と「返信用封筒」が送られてきます。
これらの封筒や書類がきちんと同封されているかもきちんと確認し、手引きの内容をしっかり確認しましょう。

② 必要書類を郵送で提出

合格証を確認したら、必要書類を揃えて試験センターに郵送します。
必要書類は「登録申請書」と「収入印紙」、「振替振込受付証明証」と介護福祉士養成施設等の「卒業証明証」、「本籍地を記載した住民票」です。
「本籍地を記載した住民票」は「戸籍謄本」や「戸籍の個人事項証明書」でも問題ありません。
また「収入印紙」は登録免許税になるので、9,000円の収入印紙を用意する必要があります。

さらに登録するには登録手数料として、3,320円支払わなくてはいけません。
両方合わせて12,320円必要になりますので、予め用意しておくようにしましょう。
「振替振込受付証明証」は登録手数料を支払った証明書になります。

③ 試験センターで受理、登録手続き

試験センターに書類が届くと、登録事項に漏れがないか確認する審査が行われます。
その審査に通ると晴れて介護福祉士の登録簿に、登録されるのです。
書類に不備があると登録されないので、書類を郵送する前は必ず必要書類が揃っているかどうか確認しましょう。

④ 登録証の交付

登録申請に必要な書類を郵送してから、1ヶ月ほど経つと自宅に登録証が届きます。
その登録証があってはじめて、介護福祉士として働き始めることができるのです。
現職場に提出する以外にも転職の際にも必要になりますので、登録証は紛失しないように、しっかりと保管するようにしましょう。

おわりに

難しい試験に合格した直後は、嬉しさと安心感でつい気が緩みがちです。
しかし試験に合格した時点では、まだ介護福祉士として働くことはできません。
介護福祉士として働くには、合格後に登録申請を行って、登録書を入手する必要があるのです。
そのため合格後も気を抜かず、登録申請を早めにするようにしましょう。

また介護福祉士の登録証を手にした方は、ぜひ介護分野に特化した転職サイト「キャリアカルテ」を利用して下さい。
キャリアカルテでは、介護福祉士の方の転職活動の実績が豊富で、転職後に年収が上がった介護福祉士の方も多いのです。
より高条件な職場で介護福祉士として活躍したい方には、キャリアカルテがおすすめです。

キャリアカルテへの転職相談はこちらから!